京阪神の私立高校入試概況(私立高校受験)
京阪神の私立高校の平均競争倍率は、軒並み前年を上回りました。私立中学高校連合会などによると、今年度は3府県の公立中学3年の生徒数が前年度より計6595人増える一方、私立高校の募集人員が計763人減ったことが影響したとのことです。しかし、併願して受ける公立高校に流れる受験生を見込んで、多くの私立高校が合格者数を増やすため、実質競争倍率はさほど上がりませんでした。少子化、経済不況など、私立高校にとっては逆風が依然として吹くなか、その影響は志願者動向にも色濃くあらわれ、私立高校志向の鈍化は否定できなくなっています。しかしながら、そうした状況下においても専願者が集中した高校も少なからずあり、選ばれる存在としてのコントラストは一段と鮮明になっています。就職難の影響からか、公務員や看護師、保育士を目指す専門コースなどが人気。一方、進学コースは公立を第1希望とする併願の生徒が多く、公立志向の高まりがみられます。最近は、公立高校も私立高校顔負けの多様な教育を展開するだけでなく、PR活動などにも積極的な取り組みをみせているだけに、私立高校にとっては、公立高校とは違った魅力作りの重要性が一段と高まっています。
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